酒粕活用法

酒粕とは、日本酒などのもろみを、圧搾した後に残る固形物です。

日本酒を作る過程でドロドロで白濁した液体(もろみ)を、搾って透明な液体(日本酒)と、搾りカス(酒粕)に分けた際にでるものです。

酒米を醸造すると重量比で25%ほどの「酒粕」が取り出され、その成分は水分・炭水化物・蛋白質・脂質・灰分となっていて、他にもペプチド・アミノ酸・ビタミン・酵母など豊富な栄養素が含まれているので、食品としての価値が見直されている食材です。

酒粕にはインスリンに似た効果が発揮されることが分かり、「糖尿病予防」や「ダイエット効果」もあるとされています。

食物繊維も含まれているので「便秘解消」にも効果的です。

他に効果があるとされているのが、「がん予防」「アレルギー体質の改善」「骨粗しょう症」です。

こんなにも健康によい食品はとらなきゃ損ですね!


適当な量をつまみ出し、なるべくほぐし易いように薄く伸ばしましょう!何故なら塊のままだと溶けにくいんです。その際にレジ袋など使うと手も汚れないし、使い終わったらそのまま捨てれて便利です。まずは、甘酒など作ってみましょうか。

これはこのまま飲むのではなくて、「粕汁鍋」などを作るのに下ごしらえとして用意しました。何しろ粕汁は抗酸化作用が、普通の味噌汁の600倍だとか!「ホントかな~」と思いますが、以前夏場だったんですが、しばらく放置していた際に明らかに「酸っぱい匂い」がするんで「しまった!」と思ったんですが、勿体ないから食べてみたところ、腹を壊したりしませんでしたね~。酒粕が入っていると腐敗せずに醗酵するんです。保存目的で隠し味程度に少し混ぜるとか、使い方は工夫次第で、未知数だと言えます。

本命の酒粕鍋は美味しく頂きました!