二年とゆう歳月・・・必死に積み重ねてきたものが、跡形もなくなくなった。スマホゲームのサービス終了。こんな事なら、もっと課金しておくべきだったか?。いや、止めておこう・・・自分一人課金したくらいで、世界が変わるハズもない。これは、こうなる運命だったんだ。
まるで抜け殻。生きる理由を無くしてしまった俺は、すっかり自暴自棄になっていった。そして気が付いたら、街の掃除屋で働く事となっていた。掃除屋といっても、表の稼業ではない。殺し屋さ・・・。
世の中に対する恨みか?いや、運営に対する恨みか?そんな事は今更どうでもいい事だ。この街にこの手の需要があるのなら、「まんざらでもない」気分だ。最初の仕事は、組織の裏切り者を始末する事だった。