「NHKから国民を守る党」(N国党)が参院選で1議席を獲得し、政党要件を満たしたことが世間に衝撃を与えている。7月29日に、日本維新の会から除名され、現在無所属の丸山穂高・衆院議員が入党して2人に増え、翌30日には旧みんなの党代表で無所属の渡辺喜美氏と会派「みんなの党」を結成するなど、話題性だけでなくその党勢も着実に伸ばしつつある。
この現象に対して世間ではテレビ番組の識者のコメントをはじめとして、「茶化したり」「単なるネタ扱い」に終始していたりしている論調があまりにも多いが、それでは本質を見誤る。受信料を支払う人だけがNHKを視聴できる「スクランブル放送」の実施を掲げ、比例代表で98万票超を獲得した事実は重い。（ｍｓｎニュース）
こちらのニュースを受けて、今何が進行中でであるのか？と言えば、「優先的地位」の既得権益層に対する敵意が”民意”となって現れたものでは無いかと、思われます。
上級国民
例えば、４月頃にあった池袋の暴走事故は、当事者である”上級国民”がなかなか逮捕されない事に、なんらかの忖度があるのでは？と炎上した騒ぎです。
事故直後の対応として、自身のSNS等のアカウントの削除など、救急車を呼ぶなどの事よりも優先したとか、しないとか？
会見では、「アクセルが戻らなかった」とか「ブレーキを踏んだが効かなかった」とか・・・
そして、松坂市に現れた”正論おじさん”こと元官僚は、商店街に壊滅的ダメージを与えているとか・・・
はたして、この人たちはどうゆう人達なのだろうか？
野蛮人です！
武田邦彦先生曰く、小池都知事は”野蛮人”だそうだ。「レジ袋を有料にする？」そんな事は大きなお世話なのだ。（本来は）自分の権力の及ぶ範囲において、自分の主義や主張を他人に押し付ける。これは、典型的な”野蛮人”の発想なのだとか・・・その極端な例が独裁者と呼ばれる人達になります。
国家権力者にまで上り詰めますと、今度は”気に食わない連中”については排除する。と、このようになってくる訳です。独裁者になる素質を持っている人は沢山いいるのですが、それらがまだ大した力（権力）を持っていない人が大半なので、幸いです。
社会主義の跳梁
”国が優先なのか、民間が優先なのか”このベクトルの傾き方によって、”社会主義か民主主義”に分かれるとしたら、今の日本は”民主主義の形態をとった社会主義の国”のようです。ＮＨＫの騒動にしても、とあるアンケートで”スクランブル放送賛成”の民意とも言える結果があるにせよ、なかなかその民意が通りません。にも関わらず、”レジ袋有料化”など誰も賛成しない様な事を公の組織が推し進めようとしていますが、如何なものでしょうか？
社会主義は腐敗する
民間企業とは、基本的に”営業努力”による知恵を搾り利益につなげていくのですが、公の組織とゆうのは税金などの自動的に入って来る利益によって、ほぼ努力も知恵を使うことも無く成り立っています。ＮＨＫなどもそれに準ずるものだと私は考えるのですが、それはさらに悪質です。
かつて、社会保険庁とゆうものが、本来なら国民の年金の為に積み立てておくべき予算を使って、訳の分からない”箱物”を建設したり、職員の為の”リクライニングチェア”まで予算で購入していたりと使い込み、その挙句に今回の増税に繋がる流れになっていますが、未だに責任の所在が明らかではありません。
かんぽ生命の不適切販売の件もそうですが、公の組織やそれに準ずる会社の内部は腐敗しています。勿論ＮＨＫも然りです。
”インターネット同時配信”なども閣議決定されてしまいましたが、民意を無視して自分たちに都合のいいように法律を変えて、「国民の皆様の為に努力してまいります」など、一体どの口が言っているのか？国民の為に努力するつもりがあるのなら、民意である”スクランブル放送”の実現こそがＮＨＫの努力する方向なのでは無いか？
本当の努力をする事と無縁な人達は、すべからく堕落してゆき組織は腐敗するのです。上級国民の不始末など、「ゴキブリを一匹見たら、その１００倍はいると思え」とゆう言葉のとうりだと私は思います。
「N国党」の躍進によって、これらのゴキブリが駆除される事を期待しますが、まずはＮＨＫからでしょうね。